目出し

作業場にいると毎日いろんな方が遊びに来てくれます。

勿論、業者さんもたくさん来てくれますので時には

賑やかな事になっております。

本日のお客様は漆塗り食器、小物製作が趣味のK氏。

趣味といっても個展ではすべて売り切れてしまう腕の持ち主で

す。

この方の作業が興味深く大工仕事と絡む部分もありなので

ここで、ご紹介します。「目出し」と呼ぶ作業なのですが

s-1無題.jpg目出し

このように、ガスバーナーで木を直接あぶっていきます。

s-1IMG_0939

木目がハッキリしましたね!

次は漆を塗る前に木を整えます。

s-1IMG_0943

このようにヤスリで余分な燃えカスとかを削っていくんです。

s-1IMG_0938

こちらは和室の天井の板の目出しを施している所です。

目出しを施してから仕上げをして天井板へと加工していきます。

和室の天井も洋室の天井と同じくクロス仕上げが増えてきていま

すが、貼り材ではなく、このような仕上げ方をするとやはり落ち

着いた空間が生まれます。

人は自然界の一部の生き物、何が自分にとって、家族にとって

安心なのか感覚の部分で知っているんですね。

大松工務店の作業場はとっても田舎にあります。

虫も動物も(イタチはよく見ます)鳥もいます。

いつでも誰でも大歓迎ですので、お近くに来たついでが

あればお寄りください。驚くくらいの本物の材料等があります

よ。

 

 

 

 

 

 

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